家の建築会社から樹脂木のデッキを勧められましたが、無垢の木材へのこだわりがあり、ウリンを選択されました。
樹脂木はプラスティックに木粉を混ぜた製品ですが、残念ながら、プラスティックと木材の両方の欠点を併せ持つ性質があります。
例えば :
―炎天下では火傷をする程、熱くなる
―熱を吸収しないため照り返しが強い
―経年変化で白っぽくなり(白化現象)、粉を吹く
―温度変化で伸縮する
―冬場は静電気が発生する
―木質部分がカビたり、腐ってくる
―焼却処分が出来ない(ダイオキシン発生)
他
など、多くの欠点があります。(各メーカーにより、対応が取られている場合もあります)
一方、利点としては、
―工業製品のため、寸法・規格・色柄が均一である
―簡単に組立てできる
―価格が安い(利益が取り易い=企業側の論理)
そのため、多くのハウスメーカーは樹脂木を勧めますが、実際に肌に触れる部分は、天然の素材が勝ります。
特に、既に木材をお使いのお客様が樹脂木に変更すると、まず満足できないでしょう。
ご家族やお友達が集うウッドデッキは、天然素材がベストな選択です。